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KURAWOOD

昨日の浅草に来てくれたみんなどうもありがとう。

んーなんかうまくいえないけど、
ライブ中もそういう気持ちになったんですよ、
昨日は。

気を悪くしないで読んでほしいんですけど、
自分らの企画のとき以外は、
あんまりそういうモードにならないんです
(いや、あくまで演奏中のこと限定の話ですよ)。
俺は自分が思っているより音に集中しすぎていたのか、
でもそれが何か悪いとも思っていないんですが、
昨日は、音に気持ちを乗せるという行為には、
もっと別の方法があるんじゃないかということ、
いまさらながら気がついた、
ような気がしました。

俺は一番最後に入ったメンバーで、
別に作詞作曲をしているわけでもないし、
あくまで、VROOMというバンドの気持ちに「共感して」加入したわけで、
俺が(個人的に)伝えたいことというのは、
それを伝える必要性の有無を問わず、
VROOMという形を「借りて」表現しなきゃいけない、反面、
そのVROOMという形は確実に五分の一は俺でできている。

でも音にも音楽に形はない。
唯一形のある人間がステージにいる時は、
音楽家であり、演技者であり、同時にそいつの真実の姿でもある。
仮にそうではないとする。
が、ステージで心中を晒せないのならば、
「ステージでは自分を晒せない」と考える姿を晒していることになる。
結局それは己の思想を表しているんだと俺は考える。
それぐらいステージは人となりを表してしまうものです。
本人が考える以上にね。

まあ、話を戻すと、
このライブを機にもっとバンドが結束した感じがしたし、
俺個人としても、もっとやれることが明確になった。
すぐにではないけど、
少しずつでも反映していければいいなと思っています。

個人的なライブレポでした。
典の皆さんには打ち上げに出れなくて申し訳ない気持ちです。
読んでくれてありがとう。おやすみなさい。

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俺の好き好きドラマー

ごぶさたしております。

ただの思いつきで恐縮ですが、今日は個人的な趣味の範囲にて、
洋楽ロックドラマーをチョイスしようと思います。
ドラムをとことん練習していたのはかれこれ1,2年前までなもんで、
大体その時期に聞き込んでいた音楽に偏ってしまうんですが、
つーかそれ以前に本当に趣味に偏ります、
よっぽど好きじゃないと大御所とか入れてないですし。
俺も名前わかんない人ばっかりです。
とりあえず10人ご紹介させていただきます。

***俺の好き好きドラマーランキング***

No.10  トム・ジェンキンソンさん
http://squarepusher.net/

はい、いきなりドラマーじゃないです。ごめんなさいな。
でも、彼の音楽にはドラマーとして影響を受けたことは間違いないです。
第一次ジャングル・ドラムンベースブーム(?)の異端でありつつ最高峰だった彼。
なのに元はジャズベーシストだったという彼。
高校生のころの俺はあこがれずには居られませんでした。
奴のせいでドラムンベースオタクになりかけましたが、
彼以上の人は出てくるはずもなく、
あの執拗な高速ビートを生ドラムで叩きたくて今に至ります。
ちなみに数枚のアルバムで実際ドラムもベースもピアノも全部生でやってたりしてます。
本物のミュージシャンだわ。
いつかのフジロックでライブを見た後、握手できたことが懐かしい思い出です。
あの時英語が話せたらなあ。

No.9  アダム・トポルさん
http://www.jackjohnsonmusic.com/

みんな大好きジャックジョンソンのドラマーです。
友達のライブに行った時、転換中に例の"on and on"がかかっていて、
思わずライブハウスの店員さんに「これ何?」と聞いたのが彼らの音楽との出会いで、
もちろん曲や声の力の抜け方にびびっと来たんですが、
同時にその脱力っぷりに寄り添いながらも、
全身もってかれるような活き活きとしたビートにやられました。
絶妙なタイム間と、歌心。ガラじゃないけどこういう大人になるのも悪くないな。
なにこれ?こんなかるーい音なのにものすごくのれちゃうけど?、て感じで、
速攻CD買いに行きました。ジャックのメッセージを彼のビートからも感じましょう。

No.8  ブレンダン・キャンティさん
http://www.dischord.com/bands/fugazi.shtml

誰?て人ばっかりですみませんが、FUGAZIのドラマーです。
大学生のころに、友達から突然、
「ポストロックみたいなインストのバンドやるんだけどドラムやらない?」と誘われたときに、
その手の音楽を片っ端から借りて聴いたんですが、
その中で趣旨とはまったく関係ない、でも大変重要な一枚が"Repeater"でした。
彼らのせいで以降エモコアオタクになりかけました。
なんか、中学生のころ一人で作ってたデモテープみたいで、
自分の初期衝動を一気に昇華されてしまった感じでした。
はは、笑いたければ笑うがいいさ。
テクノ好きだった俺を一気にバンド、ロックに引き戻してくれた感じでもありました。
彼のドラムには、自分だけ楽しめればいい、ていう甘えも、
突き詰めれば甘えじゃねえんだってことに気がつかされました。

No.7  ブランデン・スタインエッカートさん
http://www.theused.net/

この小難しい名前の方は、THE USEDのドラム。
FUGAZIを端に発して、金の許す限りエモコアを漁っていた俺は、
当然このバンドのCDも手にとりました。
しかしながら、はじめに言っておきますが俺は別にスクリーモが好きなわけではありません。
彼らが好きなだけです。
それでも最初は、
「うーんなるほどこういうのもいいねえ、かっこいいねえ、でも意外とポップだねえ」
ぐらいに思っていたし、
折りしも自分のバンドがまったくうまくいっていない時期で、
「もうバンドとか、ドラムとか辞めちゃいたいなあ」なんてしょぼい日々を送っていたわけです。
しかし後に彼らのドキュメンタリーDVDをみたとき、
「なんていいやつらだ!友達になりて江!」と感激してしまったんです。
ああ、バンドって面白いんだよなあと。
で、このブランデンという人はふざけるときと真剣になるときのメリハリがはっきりしていて、
周りに気を配るし、楽しませようとするし、柔軟だし、そういう人柄が、
ドラムのプレイに本当によく表れていて、
それでいてきちんとしたテクニックを持っていて、とてもかっこいいと思います。
音楽って人間性だな、と思わされたバンドですね、THE USEDは。

NO.6  ジェフリー・クレメンスさん
http://philadelphonic.com/main.asp?nav_inc.asp?mainNavId=2

HIP HOPのようなブレイクビーツを生で…ていう考え方は、
今でこそ日本でもドラゴン何とかやオレンジ何とかが出てきて市民権を得てますけど、
それよりはるか昔から、HIP HOP以降のリズムをHIP HOPより断然気持ちよく鳴らしてたのが、
俺にとってはG.LOVEでした。それは彼らがブルースに根ざしているからに尽きるし、
インタビューでも「俺はいかにG.LOVEが"ポケット"にハマり続けられるかを考えている」
という件はとても参考になったし、
古き良きドラムサウンドと、その鳴らし方による空間の創出はすごい新鮮。

No.5  マイク・マーシュさん
http://www.dashboardconfessional.com/

これもかなり誰?て感じでしょうけど、
弾き語りエモ野郎、DASHBOARD CONFESSIONALのドラマーです。
そもそもネットでたまたま手に入れたmp3で、
あまり上手ではないアコギ一本で弾き語り大熱唱する、
それでいて何でこんな長い名前なんだ、という彼のファンになり、
しばらくして出た初メジャー盤を誕生日に妹にもらって、
カッコいい弾き語りを期待して聴いたら、全曲思いっきりバンドサウンドで、
あらーと思ったけどよくよく聴いたらこれがむちゃくちゃ良くて、
エモとしてもインディロックとしてもポップスとしてもイケル、
いやジャンルはどうでもいいけど、とにかく曲がいい。
で、これを支えるマイクさんは、ハードコア魂もポップスの歌心も、
よーくわかっていらっしゃる。気持ちいいし、ニクいし、面白い。
マジで名ドラマーだと思います。
特に3曲目"as lovers go"の流れは最高。

NO.4  ジョン・マッケンタイアさん
http://www.trts.com/

なんだかんだ言って好きです。TORTOISEもいいけどThe Sea and Cakeのほうがグッと来ました。

NO.3  トニー・ハジャーさん
http://spartamusic.com/

AT THE DRIVE-IN解散以降、日本での知名度はTHE MARS VOLTAに完全にもっていかれたSPARTAのドラマー。
もちろんATDIのドラマーでもありました。
俺は断然SPARTAが一番好きです。それはまあ語りだしたら長いんでもう言いませんけど、
はっきり言ってこの人は今回ご紹介しております10人の中で、一番下手です。
つーか細かいテクニックも正確なリズム感もほんとにないんです。
でも、とにかく無駄のない、そして8ビートにこういう解釈をつけた人は多分他にいない、
まあラーズ・ウルリッヒに影響を受けているのは間違いないだろうと思うが、
パッと聴きは簡単なドラムなんだけど、なんか腑に落ちなかった。
で、YOU TUBEで検索したら意外とこのバンドはヒット件数多いんで、
ライブ映像など見れるだけ見たわけですが、
ぐしゃぐしゃなロン毛をばさばさ振り乱しながらとにかくハシリまくる。
でもなんかそれがすごく気持ちいい。ハシってんのにバンドはビシッと決まってて。
で、なんか叩いているサマが変だなあと思って、
走るから早くてよくわからなかったけど、どうも左利きのようです。
左利きで、ドラムセットは右利きのままやっているので、
利き手じゃない右でハイハットをチキチキ刻むから絶妙にもたる(w。
で、ダカダカダカ…と連打するときは利き手の左から始めるからメチャメチャハシる!
で頭のジャーンていうシンバルを思いっきり左手で叩く!しかもジャーンジャーンて、二回とも左手。
パターンに戻るとちゃんとすぐ左右がクロスしてる。
こんな人見たことないです。すげーかっこいい。
真似してみたけどできなかったもん。むちゃくちゃハシるのもカッコいい!
しかしながら作るパターンも新鮮で秀逸。無駄がなく、ポイントのみ。最高です。
でも参考にはならねえ。

NO.2  スチュアート・コープランドさん
http://www.stewartcopeland.net/

やっと有名人が出てきました。もちろんTHE POLISです。
正直、そんなに語れるほど音源を聴いたわけではないんですが、
とにかくライブ盤での彼のプレイには圧倒されました。特に"SO LONELY"のプレイ!
こんなイケメンの(もうオッサンだけど)白人ドラマーが、
本場ジャマイカのドラマーよりカッコいいレゲエビートを叩いちゃっていいんですか?
て感じでした。勢い、テクニック、間、フレージング、音色、全部最高でした。マイアイドルです。
きっとSTINGのことを心から敬愛しているんだろうなあ、ていう曲ありきの、
それでいてあの絶妙な手数が素晴らしいです。

NO.1  ミッチ・ミッチェルさん
http://www.jimihendrix.com/

俺がやりたいのはこんなドラムです。以上。

というわけでものすごい偏った人選、いかがだったでしょうか。
まあ、ジャズドラマーとかは誰がどうでとかあんまり違いもわかんねえし。
ただ単に好きなバンドのドラマーじゃねえのか、て言う声がすでに自分の中からも聞こえてきているんですが、
だってドラムだけ良かったってそんな音楽聴きかねえからしょうがねえじゃんてことです。
バンドのカラーや歌、グルーブにハマってくれたドラムは、
たった一曲、いや、スネア一発でいろいろなことを俺に教えてくれましたよ。おしまい。

明後日は久しぶりに浅草クラウドでライブです。俺はベースですから。

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